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ヨン様ブームと池田大作先生の高齢化

2004/12/20
人間というものは

書くのが難しいテーマですが行きましょう・・・
 ヨン様ブームについて興味深く見ているのですが、テレビでファンの人たちの顔を見ながら思いついた事があります。といっても私の知人には、ヨン様の大ファンが一人もいません。家族の知人にも、友人の知人にすらもいないのです。
直感としてヨン様のファンは「創価学会っぽい」と感じました。そういえば創価学会の信者も周りに誰もおりません。「まわりに誰一人いないというだけで同じように捕らえている」という批判は甘受します。もしかしたら、単に「○○への信心で幸せになれる」という確信をもっている人特有の雰囲気なのかもしれません。

 創価学会は戦後、優秀で熱心かつまじめな女性信者の広宣活動により大きく拡大してきました。結婚して専業主婦となることが女性の生き方のほぼ全て、という時代です。彼女たちの多くは自分に比べてさして優秀とはいえない旦那をもち、しかもその旦那たちの世代は日本的な男尊女卑の価値観のなかにいて、妻を大事せず粗暴な態度を取っていた人たちが多かったと思われます。救いのない家庭にいて、妻たちにとって創価学会という信仰は、自分の高い能力を生かす場であると同時に旦那に対する大いなるけん制になったと思われます。例えば旦那たちはある日、思わぬところから「奥さんを大事にしないと商売にも響きますよ」とささやかれたりしたわけです。そして、思わず怖くなって自分も信心を始めたり、そうならないまでも、妻たちに対しての粗暴さを抑えようとしたりする心理がうまれます。創価学会への信仰は彼女たちにとり、献身ひとつで社会的、もっと直接的には家庭内の立場の向上という実利を与えたのです。
 さて今日、男女同権の時代に、そうした実利や社会的な立場が妻たちに必要なのかどうか。粗暴で支配的な旦那というのはほぼ死滅したように私には思われます。いまどきの旦那たちの罪はもっと個人的なこと、妻への細かな配慮、愛、夢、感情、表現の欠如それ自体だと思います・・・・
 若き日の池田大作先生の写真を見るとまるで美男俳優のような容貌です。創価学会は、池田大作先生の個人資質により、それらの熱い感情をも女性信者に与えてきたと僕は思います。しかし今は彼も相当に高齢化してきました。当然、熱心で優秀な女性たちへの訴求力に欠けてきた事実は否めません。

 そこでヨン様です。教祖には何かしらの人間性の欠落であるとか、落度、あるいはバルネラビティというのですが人の共感を誘うぜい弱さ=可愛さが必要です。その欠落を補うための欲や努力が怪物的なほどまでに強いとき、その弱さと強さのギャップを補償する人々の心が、信仰心へと転化するのではないでしょうか。僕の直感ですが、池田先生にそのギャップがあったがごとく、ヨン様にもその怪物的な弱さ(とそれをバネにした強さ)があるのではないでしょうか。あれほどまでに表情を変えないことに、僕はその強さと弱さのギャップを感じるのです、これはあくまで直感ですが・・・
 妻たちはもう旦那へのけん制も必要なく、ただ自分の心を動かす感情にのみ忠実に行動すればいい時代です。
高能力の変わりに高感情。それにはともあれ恋です。社会的なブームになればその恋心は社会化され、旦那たちは「しょうがないな」ともいわず沈黙をするのみです、「いいんじゃない(苦笑)」と。韓国に対する微妙な蔑視とその「いいんじゃない」という了解はどこかつながっているかしれません。そして彼女たちにとってより重要な紐帯はいまや夫とではなく、娘との、とりわけ異性に関する話題だったりもすると思うのです。娘たちに「ママもしょうがないわね(笑)」といわせる恋情。
 ということで僕の直感は「ヨン様ブームの影に池田大作先生の高齢化」と言っております。

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1 - Name: 鞄人 : 2005/07/14 22:52

「吉田満」から辿り着いたサイトで意外なものを発見した!とちょっと感動したので一言コメントさせて頂きます。ヨン様の熱烈なファンというか「冬ソナ」にはまった人が私の周りにもたった一人を除いていませんでした。そのたった一人が学会信者でした。なるほど、ずっと不思議に感じていた現象について初めて確固たる推察にめぐり合えた、と思いました。こんな風に考えたひとがいたなんて、おもしろいです。

2 - Name: bold : 2005/08/02 23:45

コメントありがとうございます。昔のすぎて、コメントが来てもわからないのです・・