Takibiはどのような会社か。 |
2004/11/13 takibiとconcent |
Takibiはアカウントプランニングの会社です。
商品やサービスがあるところを、そのあり方(開発)を手伝い、あるいはマーケティングや広告を手伝う会社です。
会社の強みは「リサーチ&クリエイティブ」です。ドメインは「研究開発から広告まで」です。
となれば世に多い電通とか博報堂とか広告会社とどう違うのかというと、僕らのビジネスモデルはメディアマージンに依存していません。
上記をどう行うかというと、月額の固定フィー(高くはありません)と、調査や製作物の利益から会社を運営していきます。リサーチ会社やプロダクションと違うとすれば、クライアントにもっとあししげく長い間通って、パートナーのようになるということでしょうか。フィーはそのためにいただきます。そして最低でも半年間の契約をさせていただくようにしてもらっています。
ふつうならコストであるアカウントプランニングをどうしてフィービジネスにしようと思ったのか。
一つには僕が代理店にいて、主たる収入がメディアからのマージンだ、という構造自体がクライアントから信用されない理由になっているということに気がついていたからです。もしメディアで大きな扱いが生じて利益になるならば、たとえばうまくいかない商品であっても「いやなんとかなるんじゃないですか」と言ってしまいそうです。あるいは、テレビコマーシャルをやらなくてもとりあえずネットでやっておけばいい、というような場合でも「いやまずテレビをやらないと」と言ってしまうと思います。これは代理店の主たる利益がコミッションだから、という構造に起因しています。いわばメディアと一心同体の関係に利益上、ならざるをえないのです。
しかしフィー制度のもとでは違います。僕らにもビジネス上のメディア誘導の要因はないのです。
そうした結果僕らの今の、クライアントの多くはネット企業となっています。マクロミルやマネックスやヤフーさんがその典型なのですが、まずは、自社のサイトをいかに充実させるのか。その上で面白いコンテンツを作ってそれでそれが人気になれば、もしかしたらメディアを使う場合もでてくる。今マクロミルさんには「JWAVE」というFMラジオのご提供の仕事をいただくようになったのですが、それがまさにその流れです。
ネット企業というのは常に売り上げやアクセスがデータでわかり、その傾向をリサーチすることが大事です。一つ一つの施策、コンテンツつくりやクリエイティブが、面白いことはもちろん、その場にくるユーザーへのソリューションになっていなければなりません。そのトーン&マナーは、マスメディアのクリエイティブとは多分ちょっと違っています。
広告界の新規参入者として僕らが今後芸風を広げていかなければならないことなのか、あるいはネットの追い風に乗ってこのままでいいのかは、まだわかりません。が、まあ「追い風のある間はそれに乗れ」、といいますから、このスタンスで素敵なパートナーと出会いながら、仕事を続けていければと思っています。
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