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岩月謙司教授・イン・ストックホルム

2004/12/25
人間というものは

 最近ショックだったのは、癒しの心理学で有名な香川大教育学部岩月教授が準強制わいせつで逮捕された事件です。当初教授は「その家には妻もおり、一緒にお風呂にはいるのは治療の一環」と主張したものの結局、下腹部や胸を触るなどのわいせつを教授は認め、他女性にも同様のことを行ったと供述したようです。
以下は岩月先生のHPから。彼の卓見です。

『家庭内ストックホルムシンドローム(Domestic Stockholm Syndrome;DSS)』
http:// www.geocities.co.jp/ HeartLand-Tachibana/ 8029/

 好きと嫌いを勘違いする現象。特に女性に発生しやすく、実父と同じ欠点を持った男性に魅力を感じ、恋人や夫にしてしまう。語源となった「ストックホルムシンドローム」とは、人質にされた人が犯人を好きになってしまう現象のこと。人質にされると、人は、自分の命を握っている人(犯人)を嫌いになるよりも好きになるほうが生き残れる確率が高くなることを直感的に悟る。たとえ犯人のことが嫌いでも、自分の心にウソをついて好きになろうとする。自己欺瞞の結果、本当に犯人が好きになったように感じる。これと同じ現象が家庭内の親子間で発生していることを岩月教授が発見し、1999年に家庭内ストックホルムシンドローム(DSS)と命名して発表した。
 子供は家庭しか居場所がないので、親に逆らうことができない。そういう意味では、子供が人質で親が犯人に相当する。子供は親に自分の命を握られている存在だからである。そのため子供はたとえ親が嫌いでも、生き残るために必死で好きになろうとする。
 DSSの怖いのは、大人になってから恋をするときに、自分の気持ちにウソをつかれてしまうことである。つまり、嫌いな人を見ると、好きな人と勘違いして恋人にしてしまう。

 この「犯人」と「人質」を「カウンセラー」と「患者」に置き換えてみると・・・
 患者は、自分の命を握っているカウンセラーを嫌いになるよりも好きになるほうが生き残れる確率が高くなることを直感的に悟る。たとえカウンセラーのことが嫌いでも、自分の心にウソをついて好きになろうとする。自己欺瞞の結果、本当にカウンセラーを好きになったように感じる。
患者はカウンセリングルームしか居場所がないので、カウンセラーに逆らうことができない。そういう意味では、患者が人質でカウンセラーが犯人に相当する。患者はカウンセラーに自分の命を握られている存在だからである。そのため患者はたとえカウンセラーが嫌いでも、生き残るために必死で好きになろうとする・・・
 
 彼の患者の多くは親により、とりわけ父からの性的・心理的な虐待にあって精神的に不安定になっていた女性が多いと思います。
 以下は僕の推理です。
 彼は当初は治癒のための軽度な「ストックホルム」を作ろうと考えたのではないか。そして彼自身がそのストックホルムのとりこになってしまったのではないかと・・・
 そして次第に彼の淫らな欲望を、高度な自己欺瞞(彼の能力は折り紙つきなので)で治癒法と自他に思い込ませたのではないか。
 出獄後の彼の正直な告白を聞きたいものです。

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