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北海道サマータイム論

2002/03/25
歴史と社会
昨日、慶応大学メディコムの講師が集まる会で林紘一郎先生とご一緒しました。
それで、面白い説を聞きました。
先生は電電公社時代に札幌にいられたとのことですが、そのときの経験からいって、
「サマータイムを北海道だけで実施する」
のはどうか、というのです。
先生はまず時差がある、という当たり前のことを認識することから、グローバル化は始まる・・・というのです。
このサマータイムというのは夏期間のみ1時間時刻を早める制度で、日本では戦後すぐに実施されたことがあるそうですが、うまくいかずす、ぐに廃止になった制度です。
それで今日ネットで調べてみたんですが、面白いことに、このサマータイム論には熱烈な賛成派と反対派がいるのです。
まあ賛成派は大体が、環境派や経産省系ですね。
役人の習性として「強制的に国民の生活を変える」というのは、ある意味で醍醐味なのかもしれません・・・・
一方、反対派の意見はようするに「無理に導入しても昔きた道で、なんとなく肌あいに会わないからやめようとなるに決まっている」ということに尽きると思います。
僕も後者の意見に賛成です。ソビエトの末期、ゴルバチェフ大統領は禁酒法を導入しようとして、失敗しました。酒をやめなければいけない社会的・人生的な理由はいくらでもつけられる訳ですがが、ようは世の中、無理なものは無理・・・ということにつきたのです。
サマータイム論もそれと同じで、人々がありがたがらないものは結局社会に根付かない、ということだと僕は思うのです。

でも北海道ではどうなのか。
僕は結構ありだと思っています。
次の図は、サマータイムを導入している地域としていない地域を区分けしたものですが、北海道はその中間に位置しています。

多分、サマータイムを導入する社会的な便益とコストが、緯度によって違うのだと思います。
北海道は海峡で区切られていて、本州との時差があっても多分許容されるでしょう。
今、経済的なシュリンクの切っ先にある北海道が再び浮上するためには、もう一度、日本の中の外国、異国としてのロマンをかき立てるマーケティングが必要なのではないか、と思われます。そのための、話のネタとしてのサマータイム論です。
「北海道で人生一時間長くしてみませんか?」と。
え?でも本州に戻ってきたらまた一時間短くなるはずだって?
そりゃそうですが・・・まあ、話のあや、ということで。

「サマータイム 北海道」
語呂がいいと思いませんか?

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