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力量競争

2001/03/19
人間というものは

独立する課程で、人間というものはそもそもお互いの立場、というものをものすごく前提において相互理解をはかる性質があるということに気がつきました。
(44歳でいまさら気がつくな、という声もあるでしょうが)
だから「肩書き」ということは非常に重要な意味を持っているのです。
(失ってから気がつくな、という声もあるでしょうが)
日本社会の僕のイメージは次のようなものです。
頂上に天皇陛下がいらっしゃり、その下に偉い政治家とか大使とか有名経営者などの園遊会に出そうな人々がいて(その間にたくさんいらっしゃるような気もするがよくわかりません)、それでふつうの会社の社長、官僚、大学教授、企業幹部、商工自営やサラリーマン、若年サラリーマン、ボランティア、奥様と老人、フリーター、水商売系、といった席順・序列のイメージがあるのではないか?と思うのです。
・・・・・・この一億総序列化現象は受験勉強の弊害ここに極まれりという話です。これは日本社会特有のdeclined classification(デクラインド・クラシフィケーション)、ようするに「傾ける階層化」現象で、ようするに大学も会社も地域も、偏差値的にだらだらと順番に並んでしまう、という傾向に起因しているのです。
(欧米では、階層がもっと明確に分かれ、その階層内ではそれほどの細分化が進みません)

私の場合、その上中位(大企業のややタレント系中間管理職)にいたのですが、それは日本で上から数えて20万人、ぐらいのところだったのでしょう。(あて推量ですが・・・)
そこから、nozomu.netになってみると・・・・・
みんな、位置づけに困っているらしいのです。
「nozomu.netは一億三千万日本人のなかのいったい何番目ぐらいなのか???」(笑)
2chに書き込んでいる失業者ですと多分1億2500万人目ぐらいでしょうが、これが「著名なタレント入った高収入メディアコンサル」だと、上から3万人目、みたいな事になってしまいます。

サラリーマンから独立した自営業者同士であうのは面白い体験です。
サラリーマンですとなんとなく、上下関係(入社年次か役職)や会社の格によって、先ほどの無意識の席順をおしはかることができるのですが、独立したばかりの人ですと、訳がわかりません。
たとえて言うと、野原で野犬が出会ったときに「こいつは強いのか?弱いのか?」と犬同士が相手の力量を推し量るのと同じ事が起こるのです。あるいは野サルが、威嚇しあって強いほうがマウンティングをするのとやや近いことかもしれません。
親しい友達でも会社を辞めるさなかには、相当の水面下のつばぜり合いが起こりました。
「おまえと俺とどちらの力量が上なのか?」と。

このつばぜり合いはしかし、健全なところもあるように思います。
結局は・・・・・みんな似たようなものなんです。
それに力の強い人には助けてもらった方がラクだし、力のない人は助けてあげれば、いつか評判になって帰ってくる。個人事業者はお互いに競合する場面が少ないため、基本的に仲がよくなるものです。
最初からぶつからずにゴマをする人の方がはるかにやばいと思うのです。
ま、そういう人はそもそも独立を志さないという話もあるでしょうけれど・・・・・・

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