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nozomu.netの会社案内を解読する方法

2001/03/06
ブランドと経営

私の会社案内はどうやら・・・・難解なようです。
最初に作るときに、だってすぐにわかっちゃったら、「吉田のところってさー簡単にいうと〇〇なんだよ」「なんだそうか。それでもうわかったよ」「じゃあもういいか」とみんなの関心がなくなるかと思ったのです。
でも確かにいまのままではあまりに不親切です。不親切すぎて今時だれも関心をもってくれません。それで、簡単に「何をこいつは言いたいのか」ということを書いてみたいと思います。

僕は88年か89年ごろ、これからの時代は「メディアー技術—経営」だなーと思ったのです。
その理論が何故うまれたのかは、また別のコラムで書きますが、ともかくそう確信してシンクタンカーの仕事を始めました。その後書きためたり考えたりした内容は「マルチメディア社会の実像」(生産性出版)という、表紙が唐草模様の本にまとまって1994年に出版されました。(3000部も売れませんでした)
(何故唐草模様かというと、装丁を頼んだ電通同期のデザイナー込山が「要するにマルチメディアって唐草風呂敷みたいなものだろ?」と言いだしたからです。)
マルチメディア、インターネット、そして今のブロードバンドという流れでその後、世界的な潮流はそちらの方向に大きな関心を寄せだしたのです。
しかしそうやって自分がある種「先導者」として売れ出してみると、今度は演歌歌手のように、同じよーな役割ばかりを果たさなければならなくなってきます。
「吉田先生、ほら例のデジタル時代のメディア経営、あれでお願いします」
これは、正直つらかったです。同じことを何度も話して「あれ・・・これと同じこと2年前か3年前話したぞ」という感じになっていきます。いつ話したのか忘れる状況は、はっきりいって脳に悪いです。(ほら、学者の人の中にはどうみてもボケている人が多いじゃないですか。)
40歳近くなって、僕は早くも中年ロートル大御所系か、と・・・・・・・
僕は人生の軸、としてもう一度新しい軸を打ち出したいと、切実に考え始めていました。

それで無理やり思いついたのが、「IT−ブランドー宗教社会学」という新機軸です。
これはたまたまフランシス・フクヤマ氏の「大崩壊の時代」を読んだからなんですが、工業社会に私たちは「さよなら」を告げ、新しい脱工業社会へと入っていこうとしています。
(とダニエルベルが言い出し、ドラッガーやトフラーが論じはじめてはや数十年になりますが・・)
そのときに、多くのサラリーマンは不安になると思うんです。
「メディアー技術—経営」というのは、どこかしら自分個人というよりは会社や組織の取りくむべき客観的な問題ですが、(ようするにテクノクラート、自分を主人公としてではなく手段として考える心には納得度の高い話です)これからは人々個人の心の中、内面の問題がより重要になるだろうと。会社組織が揺らぎはじめて、より個人の不安な心持、そして意思や感情、理念が問われる時代がくるだろうと考えました。そこで・・・・
僕はITをインディビジュアルとチーム、つまり「個人と組織」と読み替えてみる事にしました。
(このあたりがさすがに広告会社出身です)

そして幸い僕には宗教社会学の素養がありました。
宗教と聞くとみなさんびっくりしますが、宗教というのは「行動様式をきめる仕組み」なんです。日本は宗教色の少ない国ですが、そのかわり日本人の行動様式は世界でも相当「!!!」もんです。
みなさんがお気づきのように、会社というものもそうとう「行動様式」を決めてしまいます。
典型的なのは銀行業界ですね。「スポーツカーに乗ってはいけない」「髪の毛が耳にかかってはいけない」とか。
だから日本は日本教の国であり、会社教の国なんです。
これが今、そしてこれからの日本では大きくゆらぎ、傾き、そして変わっていくのではないか。
そのときに新しい「行動様式」の決まり方を考える理論化が大きく社会と個人の役に立つのではないかと考えました。

「個人」「ブランド」「宗教」。
これって今大勢のサラリーマンがなんとなく「そろそろ考えたほうがいいかなぁ?」と心の中で
思っている事ではないですか?
それを先に言い出してわかったふりをすれば、それで世の中渡っていけるんじゃないか、と僕はそう思ったのです。
僕は実践家であり、この理論は、もちろんまだ全然まとまっていません。というか最後までまとまらないかもしれません。あるいは、誰か他の人が僕を、そして僕に続く人々を見て、判りやすく解説してくれることなのかもしれません。僕はBOLD(大胆さ)を信条としています。
この訳のわからない理論と直感に飛びついて、そして自らそれを実践するために会社をやめた、
と簡単にいうとそういうことなんです。

(えっ、まだ全然判りやすくなっていませんか!!?)

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