7月よりｔａｋｉｂｉという会社で稼動しています。
表参道に事務所があります。以下はそのサイト用の原稿です。（口語調）

僕が燃えるっていうことはめったにないんですが・・・
本当にクールなのか、あるいはクールなふりしているわけです。
でも今回の創立には久々に燃えました。
最初タグボートに近い社名というか海つながりにしようか、と思っていました。
ブリッジとか、タグ２などがあるから。例えばウォーターマンとか。
「ウォーターマン、タググループ入り、そしてタグビルに入る（うぉーすでに最初からリッチじゃん）」みたいなイメージでした。

でも水商売ぽいかな、とも思って・・・
で朝倉君と話してたら、「僕今までアイデアファイアーって会社でやってきたんですけど、それではどうですか？」と。
「え、君は似合っているけど僕クールだから・・・ファイヤーはやっぱり嫌かも」「40才代後半でファイアーはとても無理無理！（バイアグラでもないと）」というおやじギャグを言ったりしていました。
それならば、ということで灯台周りの社名はどうかと探しました。海×火で。
でも当然のことながら灯台ってやっぱり広告会社のシンボルに容易になるわけで、無理でした。
（Beacon とかBcom3になってしまうわけですが、それもまあ灯台もと暗しってことわざもあったりするわけです）

それで、じゃいっそということで、日本的なtakibiにしました。iが多いとかわいい感じになるんですね。
今までファイアーといっていた朝倉君に「海っぽくなれ」といってもファイアーが消えてしまうわけです。
でもtakibiではURL取れないんですね。すでにどっかの居酒屋さんが取っています。
それで朝倉君のアイデアで、atatakai.comにしました。aが４つです。母音が多いとなんとなくまたこれも、かわいいんですね。
「うーん、社名とイメージを重ねるのが新しいＵＲＬブランディング」とかいっているんです。
nozomu@atatakaiはちょっと恥ずかしいです。
ていうか・・・ほのぼのおいしいみたいな、手作りみたいな、高くないぞ、みたいな。
問題は冬はいい加減だけど、夏はちょっと暑苦しいというところでしょうか。

でもそういった和な感じが青砥っ子の朝倉君の持ち味ですから、僕もこの際それを尊重しなければと思いました。
（自己イメージは山の手のプリンスだったんですがね）
岡は敏感な男ですから、微妙な僕の競争心というか、批判精神をどこか嗅ぎ取ったのでしょう。
「うーん、nozomu.netはタグビルに入れてもいいけど、takibiは入れないぞ」ですって・・

ロゴは引地さんという懇意なデザイナーに頼んだんですが、いきなり口うるさいクライアントになってしまいました。
すごい細かい口出しをして・・・でもずーと使うものだから、よければ広がっていくものだから、より完成したものにしたかったんですね。
中の角だけに丸みをつけているんですが、僕は古い世代なので、丸み＝印刷品質が低い、という常識にとらわれていたということもありました。
しかし、今、印刷の品位が非常に高いですから、丸みは洒落になるんですね。
でも丸みが大きすぎるとかわいくなりすぎてしまい、朝倉君にはいいけど僕にはちょっと、ということが出てきます。それで「全部アルファベット作って整合性つけてくれ」みたいなとんでもない注文をつけてしまいました。
でもこれは本当にいいフォントだと思います。引地さんありがとう。ということでヒキチフォントを今度紹介します。

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