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個人コンサルとして食べること その1

2002/09/25
ビジネス

私の大学の同期の友人に波頭亮という漢(おとこ)がおります。
私同様個人コンサルをやっております。
彼はもともとちょっとはったり屋ですが(でなければ個人コンサルにはならない)
彼がこういいます。「マッキンぜー出身で、個人コンサルで成功している人間はものすごく少ない、大前研一と俺ぐらいだ」「だいたい金融に行くか、家業を継ぐか、いなくなるかのどれかだ」と・・・(私が曲解しているかもしれませんが)
でもそれはよく理解できるのです。というのは、特にマッキンゼーという会社はノウハウを組織とブランドで売っているんですね。だからその強力なる組織やブランドで成功体験を積んでそのあとその組織から離れたときに、自分を売るというのは相当に強烈な個性でない限り、難しいと思うのです。
個人コンサルで難しいのは「自分で自分を売る」ということだとつくづく思うのです。
誰しも自分を売るのはすごく難しいことです。
(しかも、卑しくなく、売るのは)
僕も自分で気がつかず、卑しくなっているかもしれません・・・
個人コンサルというのはやってみると、ようするに地味な芸能人、地道な宗教家です。
売れなくなれば終わりです。売れていることが売れていること自体を作りだす、
正直に言えばそんな感じです。自分で日々職業を作り出す。まったく難儀な職業です。

会社を辞めたすぐ後に実業之日本社の編集者が来て「日本のコンサル100人」というムックでとりあげてくれました。
彼が知っている限り一番成功している個人コンサルの人はチラシ制作の指導をしていて、ファックスで商店主の親父さんにチラシを送らせて、電話で5分で指導をし、一回5万円を取って商売をしているそうです。月ー木だけの商売で、すごい収入だそうです。
「吉田さん、ようするに自分の特色をはっきり出すことが重要なんですよ、吉田さんは特色がはっきりしていません」その人はそれ以外の全てを捨てて、チラシに賭けたのです。これは大いなる勇気です。
ぼくは確かに未だ・・・・はっきりしていません。
というか、僕はそのチラシコンサルの方の逆張り、「非専門化」の方向で生きて行くことにしたのです。
(というか僕はそのチラシコンサルをするよりは多分、サラリーマンの方がまだ向いていそうです。)
どうせ個人コンサルになりついでだ(笑)。なるべくたくさんの種類の収入で食べてやる。こいつはこんなことまでもやっているのか!社長、コンサル、エージェンシー、講師、社外監査役、プロダクション・・・・
そんなバカなこと、遠回りなことにチャレンジをする奇特な人間は多分少ないので、
そのチラシコンサルの方と逆の意味で、これは希少価値として食えるかも・・・
と思っているのです。
先日非常勤講師を務めている慶応大学で先生方の会がありました。
なにか、僕には話しかける人も少ないです。眼も会いやしません。(僻目でしょうか)
こいつはどこでどう食べているのか。学者の人には多分、想像だにできないことでしょう。
それが面白いんだって。強がりだけが人生だ(笑)〜とも思う今日この頃です。

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