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コンセントの成功

2002/09/25
takibiとconcent

コンセントという会社を立ち上げて8ヶ月がたちました。
あっというまです。
http:// www.concentinc.jp/ index.html
コンセントのケーススタディが上記です。
会社は4ヶ月目ぐらいから黒字になりそれが続いています。
なんとなくもう大丈夫そうです。
といっても創業した人なら経験済みでしょうが、だいたい創業後3回ぐらい波が来るんですね。
(うまくいっていたはずなのに黒字倒産、なんてこともたまにあります)
その最初の一回目の波はクリアした、とそういう感じです。
これは手放しでうれしいことです。
やはり優秀な人がまとまってきた、ということが大きいです。
会社というのは最初の数人の人間関係のベクトルが、その後も続きます。
例えば最初、一人だけが優秀であとがぼんくらだと、その後に続く人はだいたいもっとぼんくらになりがちです。最初数人が優秀だと、その後に続く人もいやおうなしに優秀たらざるを得ません。
彼らがしかも、単能工的に優秀なのでなく、多機能型の人材であるということが大きいです。僕もある意味そうですがポリバレント(複数の職種を勤められること)ということが、創業リスクを大きく下げたのです。そして上司がそうだと、その部下も自然とポリバレントになっていきます。ウェブ制作ではこの能力が重要です。
あと親会社のアレフゼロさんはすごく律儀でまともな会社で(とほめるのもなにかもしれませんが)、インキュベーションのパートナーとして向いておりました。世の中なにが貴重な資源かといって、それはまともさなんですね。そのまともさは、リスクをリスクとしてとる勇気を含むのですが・・
僕も自分の会社に続いてコンセントが成功したことに、自分ながらすごく勇気づけられました。
世の中の新規創業の成功確率は多分25%以下だと思います。
それが2つ続いたということは、幸運ということを越えて、まことに僭越ですが創業・協業に関する自分の見識にも自信を持ちました。

コンセントの社員の平均年齢はまだ20歳代後半。この若さはうれしいことです。10年後が楽しみです。コンセントには勿論次の大きな波があります。作業量が増えてチーム編成を分けなければならなくなり社員数が20人を超えるようになったとき、その次には社員数が70人ー100人に増えたときに、大きな波が来ることでしょう。コンセントをそれだけの規模にしないという選択も、勿論ありえます。でも彼らの若さはあらゆる可能性を引き寄せると思います。
ということで、コンセントをよろしく。

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