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「ブランド」最終校了間近

2002/09/15
ブランドと経営

いよいよ10月初旬に発売の日がせまってまいりました。
塩野七生さんにお願いしていたオビが決まりました。
「広告の話かと思って読んでいたら日本の話だとわかってぞっとした」
ありがとうございます。
執筆中で忙しい中、塩野さんは原稿を読んでくださったそうです。
(でも面白かったそうです)
これでだいぶ本が大きくなりました・・・・・
業界以外の人も、OLたちもなんだか間違って読んでしまうかもしれません(笑)

「なんかさ、これちょっとD的にやばくない?」
「そうだ、SLの本屋だけ成田会長にオビ頼んで、100冊ぐらい置いておこうか?」
(岡は体は大きいですが、ショートアイアンの小細工も得意です。)
でもこの計画は笑い話で終わってしまいました・・・

先々週だか、ブルータスでブランド好きで悪いか?という特集をやっていました。
P22−23に氾濫するブランド本が羅列されています。
「ブランド優位の戦略」「ブランドマネジメント」・・・・一冊「ブランド」という同名の本がありました。
石井淳蔵さん。(岩波文庫:赤い表紙)ごめんなさい・・・・結果ちょっと似ちゃいました。

僕はしかしこの膨大なブランド本の中で読んだのは、一冊だけなんです。「パワーブランドの本質・・・・」
これはわかりやすかったです。何しろ筆者は東大の片平先生です。
先生自身がブランドの実践者です。そこになんだか説得力があります。
しかも今度先生は東大の先生を辞めるそうです。
経済学部長なんてしゃれにならないんだそうです。
わかっているわけです、片平先生は。ブランドの本質が。
それは基本的にはある種のリスキーさ、と裏腹にある眼に見えない安定なんですね。
危険な航海に出る人は通常の人にないなにかの力、志、武器、力量があるんですね。

他のブランド本は失礼なようですが、読んでいません。というか何度か読もうと思ったんですが・・・
この本はこの本の一部引用、この本はこの本の一部引用、
というようになにかしら内容がお互いに無限循環している感じなんです。
僕らの本は、これは自信を持っていえますが、ブランド論をめぐる上記無限循環の中にはおりません。
(だって対談相手の岡も僕以上にブランド本読んでいないですから。)
というか・・・・実はたんなる岡・吉田の広告よもやま話なんですね、要するに(笑)

ほんのちょっとだけブランドに関する斬新な見方があり、
一ヶ月ぐらいは相手を納得させられる理論があり、
これはけっこう面白いと思わせる長年の親友ならではのボケとツッコミと業界裏話。
リスクを志向する広告野郎の心意気・・・・
それらの混合物が「ブランド」というタイトルと、全てのブランドは病んでいるという強烈なコピーと、塩野さんのオビでパッケージングされております。

ということで是非ご期待を。

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