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Seeing is Thinking

2001/06/05
歴史と社会

なぜ人は環境問題に気がついたのか?
なぜ冷戦の激しい軍拡競争から、急にグローバル化の方向にチェンジが起こったのか?
みなさんはその理由を知っていますか?

それは・・・・多分「宇宙船地球号」のイメージです。
1960年代、アポロ宇宙飛行船に乗ったパイロットたちが取った地球の写真が、
僕たちの地球観を変えた。
黒い虚無の宇宙に浮かぶ「驚くほど青い水の惑星の写真」が、
人類の進路を大きく変えたと僕は思います。

それまでは地球は漠然と無限なものと考えられてきました。
だからごみを捨てても、汚染を起こしても、広大な地球のどこかでは吸収可能である。
あるいは見て見ぬふりができると。
それがあの一枚の写真で・・・・
「地球って有限なのか。汚しておけば、結局、自分に帰ってくるのか・・・・」
多くの人類にそうした自覚を生んだのは、一枚の写真だったのではないか、と。

だから「見る」ことは重要だと思います。
あるいは「見られる」ことも重要だと思います。
多くの宗教は、僕たちを見ている遠いどこからか、の視点を前提にしています。
それが宇宙からなのか、過去からなのか、未来なのか、は別にして。
宗教に馴染みがない人たちも、しかし、その宇宙からの一枚の写真を見て、
どこかしら「神」の心境にいたったのだ、と僕は思います。
新しいグローバリズム、環境主義、ネットワーク主義が、そこから芽生えてきました。

Seeing is Thinking

今僕らのいるグローバル世界(好き嫌いは別にして)は、
「直視」を僕たちに迫ります。
なぜなら、それが僕たちに思考を促すからです。
情報化時代の真実は、この言葉にある。
僕はそう思います。

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