Blog

Prev | Top | Next

税理士というお仕事

2001/03/16
ビジネス

僕の会社の税理士さんはすてきなおねえさんです。
いや・・・正直に言いましょう。すてきなおばさまです。
(僕がすてきおにいさんでなく、まぎれもないたんなるおじさんであるように。)
彼女はパリとしたスーツをいつも召していらっしゃいます。
彼女が会社にくるとうれしいです。華やぎます。

僕は、独立して初めて税理士さんとの出会いがありました。
それまで付き合ってきたのは会計士さんです。
税理士と会計士の違いは・・・・まずは値段です。
日本における税理士サービスのコストパフォーマンスは先進国随一ではないでしょうか?
つぎにサービスです。いや・・別に会計士のサービスが悪い、といいたいわけではありません。
会計士は大きな会社のためのサービスなのです。そしてもう一つの違いは・・・・
会計士は厳しい法律制度の中におり、どちらかというと「社員」というよりは「官吏」の趣があります。
そういえばアーサーアンダーセンからコンサル部門が独立し「アクセンチュア」という別会社になりました。あれも一種の利益相反というか、ようするに多分、彼らの気質はまったく違うのです。違わなければ、それぞれの職分がまっとうできないのです。

一方税理士は「コンサル」に近いところがあります。
なぜって中小企業が倒産すると彼らの売上が減り、売上損がでるから(笑)。それは冗談として、多くの中小企業では(私同様)会社と個人や家庭との分離ができておりませんので、きっとさまざまな人間ドラマ、家族ドラマをご覧になっていると推察いたします。例えば・・・
「すみません。おとうさんにそろそろお金が尽きてきたからホームページ作るのやめて、
仕事するようにいってくださいな。私がいうと怒るんです」とか(笑)

先日彼女から電話がありました。
「あの・・・・去年の所得が結構あって(まだ会社員でした)、この新会社でもお給料を払うと結構損なんです・・・」
僕は開業したばかりで、派手なパーティなどして、そうとうの開業費用がかさんでいます。
当面経営者である自分から会社に貸し出しをしているのです。
「もし・・・・お給料を減らせば・・・ただにしたりすれば、還付があるぐらいなんですが・・・・・」声が恐縮しています。
「えっ、じゃ0円にしてください。ところで・・・・・何で遠慮がちなんですか?」
「経営者の中には私がそう申し上げると、「なんで俺の給料をお前に指図うけなきゃならんのだ!」と怒るお客様がいらっしゃるんです。」

いるんです。そういう人が。そういう人に限って「税金こんなに払わされたんだから、お前(税理士)には払わない!」
とかっていいだすことでしょう。
僕はまったく違います。だって給料がゼロだってHPに自分で書くぐらいですから・・・・

TrackbackURL

http://www.nozomu.net/cgi-bin/cms/mt-tb.cgi/73

PostCommnet

サイン・インを確認しました、.さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがない場合はコメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になる場合がございます。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらくお待ち下さい。)


情報を登録しますか?



Warning: include_once(): http:// wrapper is disabled in the server configuration by allow_url_include=0 in /home/users/2/nzm/web/nozomu.net/journal/000073.php on line 260

Warning: include_once(http://www.nozomu.net/journal/side_category.html): failed to open stream: no suitable wrapper could be found in /home/users/2/nzm/web/nozomu.net/journal/000073.php on line 260

Warning: include_once(): Failed opening 'http://www.nozomu.net/journal/side_category.html' for inclusion (include_path='.:/usr/local/php/7.4/lib/php') in /home/users/2/nzm/web/nozomu.net/journal/000073.php on line 260