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歪んだ万能感

2001/02/02
人間というものは

 XEROXの小林さんが幹事をつとめていらっしゃる「ビジョン研究会」というのがあります。
私はそこの最年少会員(目下)にしていただいたんですが、この前「教育」についてのお話を聞きました。
教育のついての話、これまではっきりいって嫌いでした。
「人間、最後教育に逃げ込むよなー政治家とかさー」って感じで。
でも目からうろこが落ちました。無意味な精神論ゼロの話を始めて聞きました。それで思った事を・・・

子供って新生児のときは「万能感」をもってうまれてくるそうです。スプーンを何度も落とす赤ちゃん。
あれは自分の我儘が許されるかどうか、試しているそうです。
3歳頃になり言葉を覚えます。躾上、そのときに一度万能感を失わせる必要があるそうです。
そして自分の力で、言葉で、次第に「有能感」を獲得する。
この、親の力や環境じゃなくて、自分の力で、ってことがミソですね。

いわゆる問題児はこの3歳の時に「万能感」を失わずに成人した人らしいです。
・・・・・・で、今時のキーワードを思いついたんですが。
「歪んだ万能感」ってことじゃないかと。
つまり、自分の万能感を満たすために、世の中の見方を歪めるしかなくなってしまう。
万能感を刺激する言動や人物を激しく憎むようになる。(正義という仮面をかぶって)
もとが歪んでいるのでだいたい「とんでも正義感」になってしまいます。
さらに病的になると、万能感を味わえる友人(弱者)を自ら求め、そしてさらにその万能感を高めるために「虐待」する。

傍目には見えない「問題児」も社会には結構います。
僕が知る範囲ですが「ボランティア」の方のなかには、時折この心理が見られます。つまり老人や身体の不自由な人と一緒にいると自分が万能に感じられる人。お世話をしていてなんとなく「嬉しそうなのに意地悪」だったりします。
教育者(子供が大好き!)にも、警察官(犯罪者が大好き!)にも、聖職者(貧乏人が大好き!)にすらこのタイプはいます。

もうひとつは有能感について。講演では世界の4カ国の比較をしておりましたが、
世界の子供達と日本の子供の有能感は著しく低いです。
(これはワーディング(質問文の言葉使いの問題もあって正確な比較は難しいと思いますけれども)
「歪んだ万能感」と「低い有能感」と「とんでも正義感」だらけの国日本ってかんじじゃないですか。

きっと・・・・・日本の首相もそうなんだろうなーって僕は思います。
北陸から出てきた参拝の団体さんの前では「歪んだ万能感」。
潜水艦事故の時には「低い有能感」。
外務省機密費事件を収拾するときには「とんでも正義感」。
「政治家(無能な有権者が大好き!)」をそろそろ上のリストにくわえなければなりません・・・・

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