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安部政権は参議院と対立すべきである

2006/12/16
歴史と社会

外交と内政、両方うまくいく政権は歴史的にほとんどありません。
第二次世界大戦勝利後のチャーチルをみよ。
成功するのはだいたいどちらか、になります。
安部政権の場合、外交がそこそこうまくいって、内政に進展が見られない。
ということにおちいるのではないかと思います。
私は内政において、敵を作らないというポリシーは近々破綻すると思います。
安部政権は小泉政権同様、「敵」を明示すべきです。
敵がいない改革政党など、未来はありえないわけです。
だれかを殺すから、改革が進むのです。
国民はここを見ています。

私は単純に、参議院勢力(自民公明のもたれあい)を敵に回すべき、と思います。
参議院は日本の政治勢力の中でも。もっとも抵抗勢力と思います。
次回憲法改正の際にまず改正すべきは、参議院と思います。
郵政改革法案の否決もそうでしたが、、参議院の政治的な意味はほぼ0だからです。

もし道州制を導入した場合にこそ、二院制の価値はようやく日本でうまれるでしょうが、
現況の政治勢力のなかで、参議院、そして大半の県議会勢力というのは、日本のなかで最大の
政治抵抗力、遅れた分野と思います。
市政、および衆議院議員が行政改革の中心になるべきです。

阿部首相はしたがって参議院の立候補者に個別の注文をつけるべきです。
それが忌避されたときに、それではその対立の責任はだれに帰するのか。
論争を起こすべしです。
もしそれが通らない場合、参議院の敗北の責任をだれか(片山さんとかに)、に負わせるべきです。
対抗勢力としての「参議院」を明確化して、それとの阿部内閣の意図との対比を打ち出すべきでしょう。
このふんぎりがつくかどうか、その度胸の有無が安部政権浮遊の肝になるように思います。

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