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「ブランドクリニック」改め「ブランド」

2002/07/03
ブランドと経営

これは事前宣伝です。

今、岡康道と執筆中の「ブランドクリニック」ですがいよいよ多分あと1ヶ月半ぐらいで(株)宣伝会議から出版されると思われます。(原稿は95%出来ています)

しかし装丁をしてくれる予定の川口清勝君が「このタイトルでいいの?」と言い出したのです。
「このクリニックってタイトルは、なにか泌尿器科っぽくないですか?」と・・・
この泌尿器科という鋭い本能的指摘を僕流に解釈すると、
「ちょっと専門家・業界っぽくないですか?」ということだと思うんです。
ブランドクリニックとかブランド術、というと、読んでくれるのはB to Bの人だけになってしまいます。普通の人は読みません。ブランドに興味を持っている人はいまどき多いと思いますが、業界の人だけということになると、本の売れ行きは限られてしまいます。
川口は本の売りのために彼の万能を働かせてくれているのです。

それで岡と考えました。
「どうする?」(岡)
「俺はいいと思ってすっかりその気になっていたんだが・・・」(吉田)
「もう一度考えよう!」(岡)
で10個ぐらい考えました。
「ブランド・マニュフェストはどう?」(吉田)
「それじゃ精神科になってしまうだろ!」(岡)
「ブランドの未来」「ブランドの世紀」「美しい日本のブランド」
でも、どんな修飾詞もクリニックの毒にかないません。
「単にブランド、にしたらどう?」(吉田)
「うん・・・それは結構大きいかんじがする!」(岡)
これはずうずうしい思いつきですが、ブランド、というタイトルの本はないのです。
(少なくとも日本語で、著名な本は)
これはいただきです。これは相当にずうずうしいタイトルです。
僕らほど、ずうずうしい著者がいなかったことが幸いです。
これぞ広告屋の発想という気もします。
でも同じタイトルのどんな本があったとしても、僕らの本は勝てるような気もするのです。それぐらいに今回、ブランドの本質を議論したという自負があるからです。同時期に同じタイトルで本が出て話題になってほしい!と思うぐらいです。
未来永劫、ブランドを論じるんだったらこの本を!と無言で主張しているようなタイトルです。
(しかも、普通のOLとかも、なんか間違って買ってくれそうだし・・)

クリエイティブディレクション 岡康道
デザイン 川口清勝
コピー 吉田望
ということで、「ブランド」出版の日がまちどおしいです。

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