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「ブランド・メディアコンサル」を名乗るのは「ものを売りたいから」である

2001/03/16
ブランドと経営

僕はブランド・メディアコンサルというたいそうな打ち出しをしているので
「こりゃ吉田に頼むと高そうだなー」という誤解を与えてしまっているようです。
すごく忙しいから、そういう誤解でもいいんですが、一言言わせていただければ・・・それは違います!
実際に僕がしているのは「セールスコンサル」なんです。歩合でこれを受けています。
つまり自分がコリャ面白い、と思ったものをあちこちたずねて売ってみる。
世の中、売ってみなきゃ売れるかどうかわからない、というのが僕の考えです。

これは僕が職業人生を「営業」からはじめた、ということに関係があると思います。
売ってみると、勘違いに大きく気がつきます。自分が思っている価値と人が思っている価値の違いが・・・
それと買いそうな人は自分がお金を出すから、その要求と対価性がより明確になります。僕が売り物、と思っていることと違うものが実際には売りになることだってよくあるのです。売るってことは、ある種の恥をかくって事にもつながります。
「えっ、そんなもの売れると思ってるんですか?」だからプライドが高い人はなかなか売りが難しいのです。あと買う人は気まぐれです。そのときには「やめとくよ、買うわけないじゃん」といったくせに、その後誰か友人に吹き込まれて、もう一度売りに行くと「なんだ、待ってたんだよ」なんていうこともあります。
それで思ったこと感じたことを、作った人に伝えてみる。
僕は営業における「理論化」ということにものすごく関心があります。
つまり、これまでは営業というのはともかく人に強い人が人脈と押しの強さを駆使し・・・・
ごりごりごりっていう感じだったじゃないですか。
インターネット時代には違うと思うんです。どっかから美女の話が入ってきて、なんとなくいいなーと思っていて、ひとりぼっちでさみしいなーと思っているときに、不意に花束を持った毛皮の美女が現れる・・・・・・・
「もし私でよかったら」(違うか)

世の中鉄則があるんです。金を使った人のほうが偉くなる。
どうせ先のことはわからないんです。金を使うときに気持ちよーく使えれば使ったほうがいいんです。(日本経済全体を考えてみても)
あと自分のためになることを組織のためと説得できる人。これは偉くなります。(カエサルが典型ですね)
この逆はまずいです。つまり、自分のためにやると必ず組織のためにならなくなってしまう人。(KSDが典型ですね)
自分のためにお金が使えてそれを組織に説得できる人。これは力量がある人です。無私の私があるひとです。
こういう人を支援したいのです。

僕がなぜ「メディア・ブランドコンサル」と自称するかというと、人に物を売り込むときにそっちのほうが、気持ちがいいんじゃないか、と思うからです。買うほうも、僕に商品を託す人も。
こんな人がこの商品を売ってくれる。
そういう風評を得たいがために、自分がメディアに出てなんとかブランドになってみよう。
それが実は「メディア・ブランドコンサル」の意味なのです。

ということで、どうぞみなさん「売り物件」をお気軽に持ってきてください。

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