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中年恋愛革命・コキュ革命

2001/03/09
人間というものは

今日中学時代の友人と会って、先日のクラス会の女性陣の話題がひとしきり出ました。
私のクラスの場合けっこう女性陣がまだ若いです。まだまだいけてます。
最後の一花さかせてほしいです。・・・・で書きました。

何故日本経済が活性化しないのか?
それは日本では中年が恋をしないからではないか、と思うんです。
この30年ぐらい、心臓がどきどきする、胸がキューとなる、眼がハート型になる、昔懐かしい経験をしてない中年の人が多すぎると思うんです。
若者はそりゃ恋をするでしょけど、若者って多くの場合、貧乏じゃないですか。
恋愛をゴージャスに仕立て上げるノウハウがまだありませんから。
(中年のほうがもっとない、という意見もありますが)
えっ、中年のほうが若者より貧乏だって?大丈夫、遺産を前借すればいいんです(笑)
中年が恋に落ちると、たくさん金を使うと思うんです。
映画にいったりコンサートに行ったり。あるいはお忍びで地方の旅館に行ったり。

ゾンバルトという人が「恋愛と贅沢と資本主義」という有名な本を書きましたが、
ブルジョア革命の真っ最中は恋愛が花開いた時代です。
なぜなら当時の若い女性は、新しく勃興する産業に従事しようという若者を、親の反対を押し切って選びました。親は安心できる伝統的職業の男性を推薦しますが、時代の変革の波でそういう人は没落するかもしれない。だから伝統がない、やる気だけがある男たちを選ぶため、強烈な恋愛の力を利用して親から離れ結婚しよう。そういうバンジージャンプが必要な時代だったのです。

今思い切りが必要なのは、中年のほうです。
十分に冒険できる体力も経験もあるのに、エネルギーが足りなかったりしています。
この境遇待遇ではまずい。この年でもう若年寄か、と。僕のメーカーに行った同期は、そろそろ「中年ボケ」の心配や「アーリーリタイアメントプログラム」の準備を始めています。そんなもの・・・・素直に受け入れたら人生終わります。
本当にボケたり禿げたり、臥せったり、死んでしまうではありませんか。
そこで恋愛です。これをすればボケません。同じ禿でも、いい禿げ方になります。
同じく臥せっても同衾だったりします。同じく死んでも本望だったりします。

もう一つ、私には革新的な意見があります。
恋愛のさいに通常障害になるのが「妻」の存在です。(男性の場合)
妻にもどうぞ、恋愛を楽しんでもらおうではないですか。
その際に障害になる考え方があります。
「夫の浮気は許せるが、妻の浮気は許せない」
しかし、これでは森首相なみの「オヤジ」です。
そうです。妻の浮気を許しましょう。そこで「コキュ(寝取られ男)革命」。
妻に若い素敵な男性が出来た場合に、これを「自慢」する精神態度です。
例:「俺の妻いるだろ?最近若い男ができちゃって。これがキムタクくりそなんだ」
(くりそ:業界用語そっくり)
なんだか嬉しそうな言い方だったりします。

えっ。お前にずいぶん都合のいい意見だな?って?
自分から実践しろって?
私は・・・中年になってから妻と恋に落ちた珍しい例ななななんです・・・
(声がビビってる)

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